テラコブログ

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映画版「闇金ウシジマくんPart2」見た感想です

チャンネルnecoで、時折、闇金ウシジマくんのテレビドラマ版と映画版をやってて、楽しいです。原作も面白いなーって読んでいるけれど、テレビ版映画版も負けず劣らず面白い。

昨日は映画版「闇金ウシジマくんPart2」をやってて、以前見たことあるのに、やはり面白いなーと思いながら、結局最後までまあまあ遅い時間になるまで見てしまいました。
映画版「闇金ウシジマくんPart2」は、原作のヤンキーくん編、ホストくん編あたりを再構成した映画オリジナルの内容で、漫画→映像化がとかく原作忠実愚直再現改変ダメゼッタイ的主張がメインの感あるので世間の評判はどうなのか知らないけど、ぼくは大変面白い&工夫されてるなー、ナイスな映画化だな〜と思います。

Part2で一番改変されてる登場人物は、原作でいう滑川っていうヤクザで、映画版では丑島を敵視してる同じ闇金業者「犀原」として描かれています。しかも女性に置き換えられている!
演じているのは超美人の高橋メアリージュンさんっていうモデル・女優さんで、一見ミスマッチにも思えるんだけど、迫力があってよいです。美貌と役柄にちょっと浮世離れしている感があって、そこがピッタリなんだと思う。
原作滑川が見せる「かっこいいんだけど、食べ方がめっちゃ汚い」とか再現されてて最高。
あと、なんかちょっとでも気に食わないとすぐキレて大声出すとか、なんか独特の魅力があってナイス改変だと思います。

「食べ方」で思うのは、各登場人物の食事シーンが独特の演技で、このあたりこだわってるな〜と。
主人公丑島はとにかく無表情で「摂取」してるって感じで、しかもケチャップとか唐辛子とかをやたらかける。
戊亥が駄菓子大好きでそればっか食べてるっていうのもいい。
あと、とにかく食べてるモノがなんというか、いつも自分たちが食べてるものなんだけど、なんというか、色々考えさせられるというか・・・。
原作でもそうなんだけど、とにかくウシジマくんを読んだあと見たあとは、今まで見慣れていたものが、ちょっと違った感じに見えてしまう、という感覚があって、これがウシジマくんの最大の魅力だとおもう。

役者さんは、今wikipedia見てるんですけど、主人公丑嶋役山田孝之さん、戌亥役綾野剛さんをはじめ、かなりのスター揃いで、門脇麦さん演じる彩香につきまとうストーカー役の蝦沼を柳楽優弥さんが演じてたの全然気づかなかった・・・。
だってアオイホノオの時と全然顔違うもん・・・。あと、本仮屋ユイカさん、どこで出てたんだ・・・。
もちろん悪いわけがない、やべきょうすけさんとか中尾明慶さんとか、最高です。

ストーリー展開は、元となる原作のエピソードをギュッと圧縮した感じで、若干せわしないところもある気もしないでもないけど、うまく考えられていていいです。
明るい題材の作品ではないですが、テレビ版映画版ではチームウシジマ感が強めだったり、笑えるシーンがあったり(やべきょうすけさん最高!あと、テロップ芸も最高!)、原作よりは湿り気の少ない感じで仕上がっていて、このあたりもさすが〜って感じです。

テレビドラマのシーズン3や映画版のPart3を期待してるんだけど、無理なのかなあ。どうなのかなあ。でも、原作が今長期連載中断中だから、もし続きがあるとしても、しばらく先のことになるのかなあ。

映画「闇金ウシジマくんPart2」DVD 豪華版

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