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テラコブログ

たまに戦車のプラモデルを作ります

椎名誠「問題温泉」を読みました

短編集です。

まず「鳥人口伝」が面白かった。

椎名誠独特の造語と中国人の語り、そして何より中国最深部、雲南省奥地という秘境感が醸し出すファンタジーが入り混じり、極上のウソ話だなーと思いました。

語り手の中国人が突然自分の意見を入れてくる、っていうのがあるあるぽくって笑えます。

あとは「三角州」。こちらはどうやら「武装島田倉庫」などと世界観が同じ「北政府もの」。サキシマ人間は、その名称こそでてこなかったけど、武装島田倉庫でも登場してました。

時代的にはどうなんだろう、島田倉庫より前?後?

なんとなくかなり後、世界は落ち着いてきた感があるのですが・・・。どうなんでしょうね。

この辺りは知りたいな〜という思いが強烈にある一方、ぼんやりとしてたほうがいいなあ、というフクザツな気分です。

椎名誠 旅する文学館」内「椎名誠の仕事 聞き手 目黒考二」でも語られているように、北政府ものはほんとに読みたいな〜。目黒考二さんがおっしゃっているように、まとめて読みたい。

アルキメデスのスクリュウ」も印象的でした。

おすすめ短編集です!