テラコブログ

たまに戦車のプラモデルを作ります

買い物自転車をメンテナンス

ちょっと遠めのスーパーやラーメン屋さんに行く時用の自転車をメンテナンスしてみたら、結構楽しかったので、その記録です。自転車には様々な規格が乱立しており、ちょっとしたパーツも寸法が違ったりするので、自分用のメモです。作業に夢中であんまり写真がないのが残念。

ミニベロALTAGEをメンテする

使っている自転車はALTAGEというネットで買った激安自転車です。シティサイクル、いわゆるママチャリでも全然オッケーなんですが、ちょっとカッコいいやつがいいな、と思い、こいつを買いました。タイヤの径が小さい、ミニベロとか小径車とかいわれているタイプになります。

クロスバイクという、同じような形で車輪が大きいやつも候補にしていたんですが、なんか街中で信号で止まっている時に不便そう?な姿勢してるよなーと思い、小さいタイヤのミニベロをチョイス。

爆安中華製なので性能とかは割とどうでもいいのですが、下記ブログを読んで「自転車のメンテナンスって楽しそう・・・グリス塗ったりしたいなあ」と思い、メンテナンスに着手です。ちなみにこの記事めちゃ長いよ。

ハブをグリスアップ

車輪の真ん中の軸をハブというらしいです。そこんとこに入っているベアリングなんかをグリスアップするといいらしい。よし、やってみよう!と思い立っても工具がありません。二重?になってるネジをバラすためにはハブレンチという薄いやつが必要らしい。

作業自体は割と簡単ですが、後輪は外すのが超めんどいです。シティサイクルだと、荷物の台とか、チェーンカバーとか色々ついているので、もっと面倒そう。

自転車じたい、購入してそんなに日が経っていないので、パーツにサビや汚れはありませんでしたが、やはりというべきか、グリスアップは適当でした。掃除してグリスをたっぷり入れました。グリスはホームセンターで買った激安のやつ。まあ、これでエエやろ・・・。

玉押し調整というのがキモらしく、めちゃイイ感じでベアリングとの間隔を調整しないといけないようです。難しい。ゆるめにして走行中車輪が取れたら大惨事なので(そんなこと起こるのかわからんけど)なんとなく「ちょっとコロコロするかな?」くらいに調整しました。

参考にしたサイト:

http://www11.plala.or.jp/taka-lab/20050422-bicycle-front/bicycle-front.html https://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/0bc2201ef6dfbebac450a70efe148cfd

ボスフリーをグリスアップ(断念)

後輪のギアのところにはいろいろ種類?機構?があるらしいのですが、じぶんの自転車のタイプはボスフリーというらしい。ボスフリーは別名フリーホイールともいうらしい。でも厳密には違う?なかなか難しいです。今は安い自転車に使われているタイプだそうです。

とにかく、このボスフリーのラチェット部分(漕いでないときもカラカラ車輪が回る仕組み的な部分だと思う)をグリスアップしたかったのですが、専用工具がいるので結局断念しました。

後からもでてきますが、自転車をバラす時には度々専用工具が必要となります。ボスフリーがついてない左側は、ハブ同様開けてグリスアップすることができました。

ボスフリーのスプロケット(ギアのところ)を外すためには、ボス抜きとかボスフリー外しとかフリー抜きとかいわれてる専用工具が必要です。

専用、とかいっておきながら、メーカー?国別?によってもいろいろ種類があるらしい。自分はわからんので、エイヤとamazonでセットになってた格安工具を購入しました。ちゃんと使えました。

工具は高いもの買ったほうがいいよ、というのはよく聞くのですが、使えるのか使えないのかわからん「イイ工具」を買うのは怖い気がします。なにもかもわかっていない一番最初の段階でははとにかくギリ使える品質のものでもいいんじゃないかなーと思います。

参考サイト:

https://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/ce8d4fd7ef36a812d6375910ffa804be

異音発生でボトムブラケットを交換する

ハブのグリスアップで「うーん、やはり快調だなー」と自己満足していたのですが、ある日、ペダルのところ、というか漕ぐ棒(クランク)の根元から異音が発生しました。なにかが引っかかってる感じです。検索してみると、ここにもベアリングが入っているらしい。早速分解だ!

とはいえ、この漕ぐ部分は自転車のいわば中枢。中枢らしく並の工具の攻撃では歯が立たず、専用工具が必要です。(たぶん自転車の種類によって違うと思う)

まず、クランクを外すためにはクランク外し専用工具が必要です。クランク外し、クランク工具、コッタレス抜き、コッタレスクランクリムーバー、呼ばれ方は様々ですが、車体とクランクを四角の棒でつないでいるタイプにはこいつが必要。

クランクを外した後は、BB左側のワンを外します。ベアリングを入れとく碗型パーツだからワンと呼ぶのでしょう、きっと。ここを外すにはフックレンチとか引掛スパナとか呼ばれる工具が必要。こんなもん、ドライバーあててガンガンたたけばエエやろ、と最初はそうしていたのですが全然ダメでした。フックレンチ買ったら5秒くらいで開きました。さすが専用工具。

ネツレン 引掛スパナ 38-45

ネツレン 引掛スパナ 38-45

  • メディア: Tools & Hardware

続いて右ワン。こちらは専用、とまではいきませんが36mmのレンチが必要。近所に売ってた水道工事用?モンキーレンチを買ってなんとか開けました。めちゃくちゃかたくてレンチにパイプを差して回しました。右ワン専用?工具もあります。

ここまでの作業で、激安自転車ってバラしてメンテしてまた使う、みたいなことは考えられていないような気がしてきます。たぶんそうなんでしょう。各パーツの締め込みがめちゃくちゃかたい。激安自転車をバラす際にはテコの原理フル活用のために、延長用パイプが必須です。工具も持ち手の終わりがパイプがさせるかどうかシッカリ見て買ったほうが良いと思います。マジで。

めちゃ苦労してBBパーツを取り出すと、やはり、異音の発生していた右側のベアリング保持パーツがどえらいことになっていました。こりゃあかん。同じようなカップアンドコーン形式のパーツを買うのが一番よいとは思ったのですが、ちょっと興味がでてきて、一体型?のBBに交換することにしました。

BBにも当然の如く規格が乱立していて色々あるようです。幅が68mmか70mmかJISかイタリア規格かメーカー独自かなどなど。しかも、自分のALTAGEのような激安自転車だと自転車側の規格がほとんど分類不可能レベルで様々あり(コストダウンのため勝手に作ってるとか)、買ったパーツが使えるかどうかはギャンブルになってきます。買ったシマノのBBはたまたま、使えました。ラッキー。

自転車本体のネジの切り方が甘いのか、塗膜のせいか、とにかくかたくてBBがなかなか入れられませんでした。スッと入る時はスッと入るので、ネジ山のピッチがそもそも違う、ということではなさそうです。やはり塗膜か。何度グリグリやってようやくセットできました。サイズはぴったりでした。よかった。

参考サイト:

http://www11.plala.or.jp/taka-lab/20050416-bicycle/bicycle.html https://chspmedia.com/McBBmente.html http://st162c.blog.jp/archives/4615757.html http://st162c.blog.jp/archives/5645363.html

ネットがあってよかった

行き当たりばったりで始めたメンテナンス作業、非常に楽しかったです。ネットで検索すると、偉大な先人たちの知恵がバンバンでてくるので、それを参考にして作業すればオッケーです。自分の場合、激安自転車ということで自転車自体の工作精度にやや問題があるのかなーという気が市内でもなかったですが、それでも変に独自化している部分はなくて、参考にしたサイトの作業どおりコトが運んだのでよかったです。

もうちょっとやってみたいことがあるので、自転車いじりはしばらく続きそうです。